
Autechre(オウテカ)のような音が出したいと思って機材を購入したのにぜんぜん出せない。
そんな悔しい経験はありませんか?僕は何度もあります(笑)
しかし、大変な事件がおきました。
Autechre自身がライブで使用したファイルを無料公開したんです。
どういうことかと、そのファイルをダウンロードして自分の機材に取り込めば
Autechreのライブセット・サウンドを手に入れることができるんです。
詳しく説明します。
目次
Autechre(オウテカ)のサウンドを自分のものに
まず今回アップされたファイルはAutechreが”Quaristice”のライブツアーで使用したものです。
MAX/MSPを多用した前作から、アルバム”Quaristice”は原点であるハードウェアでのセッションから作り上げた作品だったとインタビューで読んだ記憶があります。
ウェブサイトにアップされているのは以下のファイルです。
・Elektron Monomachine
・Elektron Machinedrum
・Akai MPC1000
・Nordmodular G2
上記、機材のファイルが「bleep」というサイトにアップされているので
ダウンロードして自分の機材に取り込めば、Autechreのライブセットを手にいれることができます。
Autechre(オウテカ)ファイルのダウンロード方法
ファイルのダウンロード方法は簡単です。
・ウェブサイト”bleep”にアクセス
・ウェブサイト下部にある下記画像に記した赤枠の部分をクリック
・ファイルダウンロード完了
あとは機材に取り込むだけです。
ひとつ注意点として、ファイルを取り込むと
もともとファイルに上書きされてしまうので、取り込み前にバックアップしておくことをお勧めします。
Autechre(オウテカ)ファイルを利用した動画
YOU TUBEなどで検索すると、すでに世界中の人がAutechreのファイルを手に入れて楽しんでいるようです。
その一部を紹介します。
Autechre 2008 Elektrons Backup || Sysex from AE Store
Autechre 2008 Monomachine patterns/patches
感想
機材好きなら憧れの人がどのように機材を使って音を作っているのか気になりますよね。
メディアにあまり出ることがなく謎に包まれているAutechreくらいになると、どのように機材を使っているのか興味を持っている人は多いのではないでしょうか。
今回公開されたファイルをダウンロードすれば、Autechreの音を楽しむことができるのはもちろんこと
どのようにして音を作っているのか制作の裏側をひも解くことができます。
こんな自らの手の内を明かしてしまうなんてAutechreはほんと凄いですよね!
ファンサービスとして最高級な試みなのではないでしょうか。
僕もファイルをダウンロードしてMonomachineに入れて試走してみました!
僕が思っていたサウンドではなかったので、どんな感じでプログラムされているのかをさらっとみて元ファイルに戻してしまいました。しかし、設定されていた緻密なプログラミングには驚かされました。悔しい~!!!
いつか僕自身が「一体どうやってその音出してるの?」と言われるような音をMonomachineで作りたいです。