生物の根底にある念を造形する – ドローイングの脈絡

 

久しぶりに大きなサイズの絵が完成しました。

 


0.1mmペン一本。ひとつの模様のみで描くと決めて挑んだ作品です。

 

以前からウニョウニョした模様は多用していますが、この模様のみで描ききったことははじめてだと思います。

 

線が密になってくれると焦点を合わせるのが難しくなって「船酔い」ならぬ「線酔い」みたいな状態になるときがあるんです。

 

歪んだ視界に惑わされてミスタッチしないように集中して描くので終わったあとは精神はクタクタ。

 

ずっと同じ姿勢でいるので身体もガチガチに凝り固まります。

 

そんな大変な作業でも描き続けてしまうのは、完成したときの達成感がハンパないから。

 

ゴールを決めて達成するっていうのはほんと気持ちいいですよね。やみつきです。

 

さてさて、前置きの方が長くなってしまったのですが、今回の作品ついてfecebookやインスタなどに書きましたので引用させてください。

 

作品とともにその背景にあるものを共有し、楽しんでもらえたらこの上なく幸せです。

 

 

生物の根底にある念を造形する

DRAWING20200628-01

 

 

DRAWING20200628-02

 

 

DRAWING20200628-03

 

「生物の根底にある念を造形する」

この絵を描いているときに浮かんだ言葉です。

 

なぜこのような言葉が浮かんだのか?

 

考えてみると

 

数年前フェスで描いているときに話しかけられた言葉

 

「この絵を見ていると生物の根源を感じる」

 

にインスパイアされていることにきづきました。

 

「生物の根源」

 

さいきん妙に気になるキーワードです。

 

 

“To draw the fundamental feeling of living things.”

 

These are the words that came to me while I was painting this picture.

 

Why did these words come to mind?

 

Come to think of it.

 

Words spoken to me while I was painting at a festival a few years ago.

 

“When I look at this painting, I feel the roots of the creature.”

 

I came to realize that I was inspired by.

 

“The Roots of Life.”

 

These are the key words that are strangely interesting to me again.

 

引用元: Teruyuki Kurihara Instagram

 

インスタでは過去の作品や制作中のドローンイングなどをアップしているので興味のある方はぜひフォローしてみてください。

 

 Teruyuki Kurihara Instagram

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