Music

昨日、久しぶりにレコード棚を整理していたら、すっかり忘れていた一枚が出てきた。ランディ・ウェストンの『AFRICAN NITE』。 手に取った瞬間、あの深くて重たいピアノの音が頭の中でよみがえってきて、なんだか嬉しくなった。 アフリカの風を運んできた男 ランディ・ウェストンという人は面白い。1926年生まれの黒人...

5月10日（土）、東京・高円寺のOriental Forceにて、展示とライブが交差するイベント『北風と太陽と旋律』に出演します。 このイベントは、翌日から始まる同名のアート展示（5/11〜15）とつながりながら 一夜限りのライブパフォーマンスをお届けする、作品と音が交差する場として企画されています。 アーティスト...

2025年3月20日（木） 朝。ライブ当日。 昨日の雪が嘘みたいに晴れた日。けれど、まだ肌寒い。 春が来たと言い切るには、もうちょっと時間がかかりそうだ。 今日はライブ。しかも、即興。 準備しようにも準備のしようがない。 だから、何をするでもなく、ただ落ち着こうとしている。 コーヒーを淹れる。 でも、湯気は出な...

1971年、音楽シーンは大きな変革期を迎えていたそうです。 ロックやジャズだけでなく、新しい音楽ジャンルが次々と生まれ、多様性が広がっていた時代。そんな中、Weather Reportのデビューアルバム『Weather Report』は、まさにその時代を象徴する作品として登場しました。 このアルバムは、音楽の枠を超...

アルバム『PAUL BLAY/NHOP』を知ったのは、Jaco Pastoriusが参加していたアルバム『JACO PASTORIUS & PAT METHENY & BRUCE DITMAS & PAUL BLEY』にハマったことがきっかけでした。 ※興味のある方はこちらの記事も併せてご覧...

先日、私が作品をリリースしているMille PlateauxのレーベルオーナーであるAchim Szepanskiの突然の訃報を受けました。彼の逝去を知り、気持ちを整理するのに時間がかかりました。 彼は私にとって単なるレーベルオーナーではなく、インスピレーションの源であり、音楽のパートナーであり、何よりも私の音楽の最...

この記事は、音楽を深く味わい、知識として整理するための備忘録として書きました。 最近は、ストリーミングで気軽に音楽を聴けるようになりましたが、何でも簡単に聴ける反面、ただ流しているだけで曲やアーティストの印象が薄く、記憶に残らないことも多いと感じています。 そんな理由から、あえてレコードで音楽を聴くようになりました...

日常で無意識に耳をすり抜けてしまって忘れてしまっている音に焦点を当て、記憶にとどめるために採集するプロジェクト、カタログ作りをはじめました。 もしよかったらぜひ聴いてみてください。 Object Frequencies 「Object Frequencies」は、日常に存在する物体が持つ音の周波数を探求し、収録し...

6月 8日 (土) Vittoria Assembri Japan Tour at 東北沢OTOOTO 【出演】 Vittoria Assembri (electronics, objects) Teruyuki Kurihara (electronics) Shuta Yasukochi: 安河内 秀太 (modul...

“Alpha-Beta” 2024.5.12(日) mod presents「Alpha-Beta」 ＜LIVE＞ Toshphic. 礼拝 Naoki Nomoto AmbientPunks Miya Jobanshi Teruyuki Kurihara OPEN 17:30 START 18:00 TICKET ¥...

5月2日は神田にあるPOLARISでライブでした。 去年末からはじめたドラムで初ライブ。友達のベーシストYanさんとユニットで演奏しました。 比較的に演奏がなれているエレクトロニックな機材やギターなどのライブでも緊張するのに、まだまだはじめたばかりのドラムでのライブはめちゃくちゃ緊張しました。 しかし、演奏がはじ...

Sonic Youthのファーストアルバム「Sonic Youth」にはアートを感じる。 このアルバムはポップさと実験性、アート感が絶妙なバランスで成り立っている。 40年前の作品なのに色褪せない魅力的なアルバムSonic Youthの「Sonic Youth」について、備忘録として書きました。 Sonic Yo...